2021.11.06
読書の秋
こんにちは、大垣展示場の坂です。
秋と言えば食欲の秋!読書の秋!
私はどちらかと言えば食欲の秋ですが、今日は読書の秋の話をしたいと思います。
昔はよく読書をしましたが、何年か前、読んだ本の内容がよく理解が出来なくて長女に「ノートまとめしてみたら?」と学校の先生のようなことを言われてから読書はあまりしなくなりました。
皆さんはマンガは読みますか?
私は「ベルサイユのばら」と「エースをねらえ!」が大好きで全巻持っています笑。
特に「べるばら」はハマりすぎて、ストーリーに出てくる本が読みたくなり購入したことがあります。
「ジャン・ジャック・ルソーのヌーベル・エロイーズを読んだか?」
のセリフでその「ヌーベル・エロイーズ」が読みたくなり、調べてみたら日本では「新エロイーズ」という文庫本4巻で出ていることが分かりました。
しかし、かなり古く中古本しか当時はなく(のちに復版)、それも一冊中古で5000円もする価値がついていたのです。
どうしても読みたい私はネットで最安値を見つけ、4巻で2000円ほどで購入しました。
待ちに待った本を見てみると…かなりボロボロ、博物館でガラスケースに入っているような江戸時代の書物で手袋をしないと触れないような年季の入った本でした。
それでも読めればいい!と思ったのですが…中をみてびっくり、見たことのない漢字のオンパレード!!
画数が多い漢字で今の老眼が進んだ私では黒色の物体にしか見えないくらいです。
まさしく平仮名しか読めないと言ってもいいほどなので、ストーリーがまったくわかりませんでした。
とりあえず、目で追った状態で1巻を読み終え、1巻のあとがきを見てびっくり!
なんとこの本の翻訳家が、翻訳していても意味が分からないので本の内容を紹介しますとネタバレをしていたのです。
まだ1巻しか読んでないのに全巻のネタバレです笑。
↑この写真はネットにあったものですが、私のはもっとボロボロです笑。
内容は貴族の娘と平民の青年の手紙のやりとりが書いてあるのですが、その内容が「べるばら」のオスカルとアンドレと重なる部分があり、
「ジャン・ジャック・ルソーのヌーベル・エロイーズを読んだか?」
と言われるシーンがあったのだと思いました。
「べるばら」ファンの貴方、漢字は得意だという貴方、取扱注意の私の「新エロイーズ」よかったらお貸ししますよ笑。