2022.12.24
クリスマスの語り部
こんにちは、大垣展示場の坂です。
今日はクリスマスイブですね!
今回は私の幼少時代のクリスマスのエピソードを書きたいと思います。
今回の話はR15なので、15歳以下の良い子の皆さんはサンタさんが来るのでこの投稿を読まずに今夜は早めに寝ましょうね!
私は幼少時代、祖父母、両親、弟の6人家族でした。
子供にとって大きなイベントのクリスマスイブの日、父は出張になってしまい、母は幼い弟を連れて父の出張に付いて行ってしまいました。
私は祖父母とクリスマスを過ごすはずだったのですが、祖父は残業になってしまい、祖母とふたりきりのクリスマスイブとなりました。
いつもなら大人数で囲むクリスマスケーキもたったふたりきり、昔は今のような生クリームのケーキではなく、バタークリームで一口食べて残してしまう美味しさで祖母とお祝いしました。
でも、明日の朝はサンタさんがクリスマスプレゼントを持ってきてくれてるはずなので、興奮しながら眠りにつきました。
朝になりました。
前日、興奮して眠れなかったので寝坊をしましたが、起きてすぐに枕元に目を向けました。
私の枕元にプレゼントはありませんでした。
先に起きていた祖母に聞いてみると、祖母は苦笑いをしながら
「サンタさんね、夕べ麻雀だったのよ」
麻雀?マージャン?まーじゃん?って何??
麻雀ってすごく大事な事なんだと思い、保育園に行き、我が家のお隣に住むみっちゃんに
「昨日、サンタさん、麻雀だったから来んかったやろ?」
と言うと
「来たよ!〇〇もらったよ!」
え?なんでみっちゃんちは来てうちは来ないの?
私は園長先生に
「サンタさん、麻雀で来ませんでした」
と話したのを覚えています(園長先生のリアクションは覚えていません)。
園長先生は、我が家の近くに住んでみえて私の祖母と仲良しだったので、その話はすぐに祖母の耳に入りました。
次の日、祖父が
「今日、サンタさんに会ったからクリスマスプレゼント預かってきたよ」
とプレゼントを持って帰ってきました。
リカちゃんのドールハウスの白いグランドピアノの形をしたオルゴールでした。うれしくて今でも覚えています。
曲は(バタジェフスカの乙女の祈り)。
クリスマスが近くなると、祖母はサンタさんが麻雀で来なかった話をよくしていました。
その祖母も8年前に亡くなり、今では私がこの話を語り部として語り継いでいます。