2024.06.19
GPT-4o
こんにちは、設計プランナーの森谷です。
昨年からChat GPTが何かと話題になっていますが、昨日さらに進化したGPT-4oが発表されました。
OpenAI社は5月にライブ配信を行い、ChatGPT/GPT-4のアップデートを発表、スマホ上で動作するGPT-4oを相手にスマホのカメラで外の様子を撮影しつつ、声によって会話を行うというものでした。何気ない日常的な会話、数学の問題を一緒にやる、図を理解させる、複数言語間の翻訳を行う、などといった非常に幅広い内容のやり取りです。
ただ「人間とAIが対話を行う」ということであれば、アップルのSiriやAmazon Alexaなどのスマートスピーカーや今までの生成AIアプリでも可能でした。
しかし、今回のデモで発表されたGPT-4oは、カメラで撮影されている人間の表情、背景、紙に描かれていることなどをリアルタイムで間違いなく認識し、応答までのスピードもまったく人間と変わらないという驚異的なものでした。
さらにこのやり取りの中でGPT-4oは、笑い、言いよどみ、驚き、歌うなど、人間のような感情表現を見せ、従来のAIのような機械的な応答とはかけ離れた振る舞いを見せました。
より人間に近くなったAIは、私たち建築の分野でもお客様へのご提案にAIが活用されたり、業務の効率化にも役にたつと思われます。
AIに淘汰されないようにAIの活用方法を考えなければと思う今日この頃です。