コラム

2019.06.25 お役立ち情報

家族や人が集う癒しの空間。心地良い「リビングダイニング」はどうつくる?


家族や人が集う癒しの空間。心地良い「リビングダイニング」はどうつくる?

家族団らんの時間を過ごしたり来客をもてなしたりと、快適さ、癒しが求められるリビングダイニング。

今回は、家族や人が集う場所「心地良いリビングダイニング」のつくり方をご紹介します。

リビングダイニングはオープンな空間を上手に使おう

リビングダイニングは、家族のライフスタイルを反映させることで心地良い空間になります。

そこで大切になるのが、「家族の距離感」です。

たとえば小さなお子さんがいるご家庭なら、リビングダイニングの一角にキッズスペースをつくるのもおすすめです。
お子さんが遊んでいる近くで家事をしたりくつろいだりと、子ども部屋を個室にするより家族の距離がぐっと近くなります。

またLDKがひと続きになったオープンな空間は、家族が回遊しやすい人気の間取り。
高い家具は壁側に移動させるか無くすことで開放感のある空間になり、どこにいても家族の気配を感じられます。

お子さんが成長し、リビングダイニングのなかにスタディスペースなどのプライベートな空間がほしくなったら、一角をスライドドアやロールカーテンなどで緩やかに仕切るのもおすすめ。

いずれにしても、オープンな空間づくりをしておけばライフスタイルの変化に応じてフレキシブルに使えるため便利です。

心地良い空間にするなら家具の配置にもこだわりを

心地良いリビングダイニングをつくるには、家具の配置も大切なポイントになります。

たとえば、家族の距離をより近づけたいならキッチンカウンター付近にダイニングテーブルを配置すると良いでしょう。
キッチンで調理する人と家族のコミュニケーションが取りやすくなります。

家族がスムーズに動きやすい「広さ」の確保も忘れずに。
ソファやダイニングテーブルなどの大型家具は、デザインが気に入ったから、ゆったりと使いたいから…などの理由で何となく選んでしまうと、後で困ってしまうこともあります。空間に適したサイズ、デザインを選ぶことが大切です。

たとえばダイニングテーブルは、椅子を引くスペースを含めて80cm程度の広さがあると家族が回遊しやすくなります。

また、ソファの背面には、60cm程度は開けておくと人が通りやすくなります。
家具の配置にもこだわることで、ストレスフリーな心地良い空間がつくれますよ。

リビングダイニングにはナチュラルな雰囲気を演出するインテリアグリーンを

そこにあるだけでほっと心が和むインテリアグリーン。
取り入れる分量や配置を工夫すると、カフェのようにおしゃれで心地よい空間になります。

たとえば、ニッチ(壁の一部を凹ませた部分)や棚の上には小さなグリーンを、シンボルツリーのように大きなグリーンは窓際などに配置するなど大小織り交ぜて飾ると奥行きのあるインテリアに。
サイズを変えるとグリーンの種類も多くなり、目にも楽しい空間に仕上がります。

まずは直感で素敵だと思える場所にランダムに飾り、少し離れた場所から全体のバランスを見て微調整すると上手く配置できますよ。

お手入れしやすさを重視するなら、小さな鉢植えをカゴなどに入れて一箇所に集めておくのもおすすめ。
水やりも一カ所ですむため便利です。植物は生き物なので、楽しくお手入れできる範囲で、無理のない分量を取り入れてみてくださいね。

お気に入りの雑貨をプラス

モノをできるだけ増やさずに、ミニマムに暮らしたいという方は増えているよう。
でも、あまりにもシンプル過ぎると、空間に楽しさがなくなり寂しい印象になってしまいます。シンプルな空間に、程よくお気に入りの雑貨をプラスすると自分らしい心地良い空間が生まれます。

シンプルなインテリアをこわさずに上手にインテリア雑貨の取り入れるなら、「飾るもののテーマを決める」ことが重要です。

季節のイベントや好きなテイストでまとめるなど、テーマを決めたらあれもこれもと数多く飾りすぎないことが上手くいくポイント。
モノがどうしても減らせない場合は、色を揃えることで美しくまとまりのあるインテリアになりますよ。

より洗練されたディスプレイを楽しむなら、適度な「余白」をつくりましょう。間があることで、ひとつひとつのインテリア雑貨がより引き立ちます。

インテリア雑貨だけでなく、毎日使うキッチン雑貨も自分が好きだと思える「感じのよい」アイテムを厳選し、キッチンカウンターなどを使って飾りながら収納するのがおすすめです。
見せる収納にすることで、モノの出し入れがしやすく家事効率アップにもつながりますよ。

リビングダイニングからも見えやすいキッチンは、生活感がでやすい場所ですが「常に出しておいても構わない」素敵なアイテムを揃えると自分らしい心地良い空間になります。

まとめ

家族皆が心地良いと感じられるリビングダイニングをつくるには、ライフスタイルや意見を取り入れることが大切です。

家族それぞれがそこでどんな風に過ごしたいかを話し合えば、家族の距離感の取り方や家具の配置、インテリアのテイストが見えてくるはず。あなたもぜひ、暮らしに合うカタチを探してみてくださいね。

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