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2024.07.31 お役立ち情報

モデルハウス見学で聞くことは?マナーや注意点・流れも徹底解説


モデルハウス見学で聞くことは?マナーや注意点・流れも徹底解説

ハウスメーカーや工務店を選ぶとき、その会社が実際に建てた家を見るのもポイントの1つです。その絶好の機会が、モデルハウスの見学です。

しかし、いざモデルハウスに行ったものの、あまり得られることがなく帰ってきてしまう人も少なくありません。見学する際は、チェックしたいポイントなどを事前に準備しておくことが大切です。

この記事では、モデルハウス見学当日までに準備しておきたいことや、確認したいポイントを紹介します。

【この記事でわかること】

● モデルハウス見学の前に準備しておくべきこと

● モデルハウス見学で聞くこと

● モデルハウスを見学する上でのマナーや注意点

● モデルハウスを見学するまでの流れ

目次

モデルハウス見学の前に準備しておくべきこと

モデルハウスを見学する前に準備しておきたいことは以下の4点です。

  • 質問したい項目
  • 希望の条件や間取り・予算
  • 家具や家電の寸法
  • 当日に必要な持ち物

それぞれの項目について解説します。

質問したい項目

まずは、質問したい項目を事前にまとめておきましょう。例えば、以下のことを聞いておくとプラン作成に役立ちます。

  • 標準仕様とオプションの差額
  • 動線や収納の配置
  • 建物の工法や断熱性

ハウスメーカーごとに標準仕様や住宅性能などは違いがあるため、状況に合った質問項目を用意しておきましょう。

希望の条件や間取り・予算

希望条件や間取り、予算なども質問すべき項目です。部屋の広さや各部屋の配置などを具体的に伝えます。

お金に関することは遠慮なく聞きましょう。自己資金を伝えておかないと、予算に見合った建築プランを作れません。

モデルハウスのスタッフに、住宅ローンの資金計画を相談するのも手段の1つです。

家具や家電の寸法

新居を建てた後でも使う予定の家具や、家電の寸法も測っておきます。例えば、以下のものは大きいので、新居に持ち込む予定がある場合は寸法を把握しておきましょう。

  • ソファ
  • ベッド
  • テレビ
  • 冷蔵庫

家具や家電の実際の寸法を把握していると、モデルハウスを見学するときに部屋の中の様子をイメージしやすくなります。

当日に必要な持ち物

モデルハウスの見学で必要な持ち物は、主に以下の通りです。

  • 筆記用具
  • メジャー
  • カメラ(スマートフォンでも可)
  • 見学するモデルハウスの物件資料

記憶が鮮明なうちにメモを取ったり、気になる場所をカメラで撮影したりしましょう。見学するモデルハウスの物件資料を手にしながら、実物と比較するのも最適です。

また、当日は室内を移動するので、歩きやすく身軽な服装で見学に行くことをおすすめします。

モデルハウスの見学で聞くこと

実際にモデルハウスの見学に行ったときに聞きたいことをリストアップしておきます。例えば以下の項目が挙げられます。

  • 標準仕様
  • 建材の種類
  • 保証やアフター体制
  • 間取りの工夫

それぞれの項目について解説します。

標準仕様

標準仕様とは、ハウスメーカーが追加費用なしで提供する設備や素材のことです。

プランはハウスメーカーごとに異なり、とあるハウスメーカーでは標準仕様でも別の会社ではオプションになる場合があります。

標準仕様が好みに近いハウスメーカーを選択すると、プランを作成する労力を減らせて予算も立てやすくなります。

建材の種類

下地材や仕上げ材など、建材の種類も聞いておくことをおすすめします。

下地材は、柱や基礎など家の土台となる部分に使う建材であり、目に見える部分ではないので事前に聞いておくことが大切です。

屋根材や外壁材、壁などの内装・外装に使う建材は人目に触れる建材であり、主にデザイン性や耐久性について聞いておきましょう。

保証やアフター体制

マイホームは長年住むことになるため、保証やアフター体制について知っておくことも重要です。

契約不適合責任により構造・防水の10年間の保証が義務付けられていますが、延長保証に関してハウスメーカーごとに違いがあるため、保証体制について満足できる会社を選びましょう。

ヤマカ木材では、最長60年の長期保証を提供しています。大手ハウスメーカーと同等の当初20年/最長60年間としているため、お客様に安心して暮らしていただけます。

間取りの工夫

モデルハウスを見学するときには実際の間取りを見ることが可能です。生活・家事動線が使いやすいかなど、間取りの工夫を聞いてみると良いでしょう。

快適な暮らしを実現するためには、そのメーカーが提供している間取りのアイディアを担当者に説明してもらうことをおすすめします。

モデルハウスを見学する上でのマナーや注意点

モデルハウスを見学するときに覚えておきたいマナーや注意点は、以下の通りです。

  • モデルハウス内では裸足にならない
  • 子供から目を離さない
  • 壁や床・設備にはむやみに触らない
  • 撮影したい場合はスタッフに相談する
  • 詳しい質問は見学後にする

順番に見ていきましょう。

モデルハウス内では裸足にならない

特に夏場の見学では、モデルハウス内を裸足で歩き回るのは避け、スリッパを履いて見学しましょう。

多くの人が訪れるモデルハウスでは、床を清潔に保つことが大切です。裸足の場合、足裏の皮脂や汗が床に付着しやすくなり、衛生的に良くありません。

また、皮脂や汗が床の色や質感に影響を与えるおそれがあります。特に、無垢材などのデリケートな素材の場合は注意が必要です。

子供から目を離さない

子供連れで見学に行くときは、目を離さないようにしましょう。子供がモデルハウス内を汚したり、階段から落ちたりすることなどが考えられます。

また、途中で子供が騒いだり走り回ったりすると、見学に集中できなくなります。子供の注意を引くおもちゃ・絵本などを持参し、静かに過ごせるよう工夫しましょう。

壁や床・設備にはむやみに触らない

素手であちこち触ると建材や壁、床などを汚してしまうことがあるので、直接触ることは控えるのが基本的なマナーです。多くの人が見学するので、丁寧に扱うことが大切です。

実際に触って質感を確かめたいときは、スタッフの許可をもらいましょう。

撮影したい場合はスタッフに相談する

気に入った設備や内装の写真を撮りたいときは、スタッフに相談してから撮影しましょう。

ハウスメーカーによっては条件付きで許可していたり、撮影自体を禁止したりしているところもあるため、注意が必要です。

撮影許可が得られた場合でも、他の見学者の邪魔にならないように配慮しながら撮影しましょう。記録したいポイントを効率良く撮影するためにも、事前に計画を立てると良いでしょう。

詳しい質問は見学後にする

スタッフに詳しく質問したいときは、モデルハウスを見学した後に着座してから行いましょう。

見学中は展示物や間取りの確認に集中することで、スムーズに見学を進められます。見学中に気になる点や疑問点をメモに残しておくと、後で質問しやすくなるでしょう。

質問への答えはメモ書きをして保存しておくことをおすすめします。資金計画などで不安がある人は、スタッフに相談するのも手段の1つです。

モデルハウスを見学するまでの流れ

モデルハウスを見学するまでの流れは、主に以下の7ステップです。

  • 家族の要望をまとめる
  • 見学したいモデルハウスを予約する
  • 現地開催のイベントを確認する
  • 持ち物を準備する
  • チェックリストを作成する
  • 受付でアンケートに回答する
  • 物件で見学・相談する

順番に見ていきましょう。

STEP1.家族の要望をまとめる

最初に、家族がどのような家に住みたいか要望を集めるところから始めましょう。

「吹き抜けにしたい」「床暖房を設置したい」「自然素材を使った家にしたい」など、新しい家に対する家族の要望は数多く出てくるでしょう。

住宅メーカーによっては、要望を得意とする会社もあれば対応できないところもあります。事前に要望を集めることで、見学したいモデルハウスを選択しやすくなるでしょう。

STEP2.見学したいモデルハウスを予約する

1軒のモデルハウスを見学するのに少なくとも1〜2時間は要するので、見学したいモデルハウスは事前に予約しましょう。

総合住宅展示場なら見学できる物件は、1日に3〜4軒が限度です。時間を有効活用するために、あらかじめ見たい物件をリストアップしておくことが大切です。

要望とカタログやWebサイトなどの情報を照らし合わせ、当日見学したいモデルハウスをピックアップしましょう。事前に予約しておくと、スムーズに案内してくれるので効率的です。

STEP3.現地開催のイベントを確認する

事前に、現地で開催されているイベントも確認しておきましょう。

週末になると、モデルハウスでは住宅ローン相談会や商品が当たる抽選会も催しています。子供向けの楽しいイベントも企画されるので、気軽に参加しましょう。

STEP4.持ち物を準備する

モデルハウスに見学に行くときは、筆記用具やメジャー、カメラなどを持っていくと便利です。

覚えておきたいポイントをメモ書きしたり、設備の寸法を測ったりできます。

前述の通り、撮影が許可されていないケースもあるため、スタッフに確認しましょう。

STEP5.チェックリストを作成する

モデルハウスに行くと、住宅メーカーの担当者が詳しく案内してくれます。担当者に質問することも可能であるため、事前に質問したいことをリストアップしておくと良いでしょう。

また、新しい家で使いたい家具や家電などがあれば、サイズも確認しておくことをおすすめします。

家具が大きすぎて部屋が狭く感じるような後悔をしないためにも、寸法は事前に確認しておきましょう。

STEP6.受付でアンケートに回答する

モデルハウスに着いたら、受付でアンケートを求められます。

家族構成や収入、予算、家を購入したい時期などいくつかの質問項目がありますが、すべて答えなくてもOKです。答えられる範囲で回答しましょう。

STEP7.物件で見学・相談する

アンケートの回答を終えたら、ついにモデルハウスの見学です。担当者の案内に従って、説明を受けます。気になる点があれば質問をしていきましょう。

モデルハウスを見学する際のチェックリスト

モデルハウスを見学する際にチェックしておきたい点は、以下の通りです。

  • 間取り
  • 部屋全体の広さ・各部分の寸法
  • 設備や建材
  • 収納
  • 住宅性能
  • イベント
  • 営業担当者の印象や相性

順番に見ていきましょう。

間取り

モデルハウス見学でまず確認したいのは、間取りです。

玄関からリビング、リビングからバスルームや洗濯スペースへ、階段から寝室や子供部屋へといった動線、各部屋の配置をチェックしましょう。

現在の生活を振り返りながら、使い勝手の良いところや改善したいところなどメモしながら進めると、後で検討しやすくなります。

また、各部屋の広さもポイントです。

あらかじめ調べておいた家具や家電のサイズとモデルルームに配置されているものを比べながら、十分の広さが確保できるかを確認していきましょう。

部屋全体の広さ・各部分の寸法

部屋全体の広さや、各部分の寸法がどのくらいであるかも確認しておきます。モデルハウスは広く見えるように工夫されていることが多く、実際の広さを正確に把握することが大切です。

キッチン・ユニットバスなどの寸法や天井の高さなども聞いておきましょう。

メジャーを持参し、部屋の広さを数値として知ることで、実際にプランを作成するときに役立ちます。

設備や建材

設備や建材の種類も確認しましょう。設備のグレードが高いオプションや不要なオプションを付けてしまうと建築費用が上がり、予算オーバーするおそれがあります。

建材の種類は以下の4種類です。

建材の種類 概要
屋根材

● 和瓦

● セメント瓦

● スレート

● ガルバリウム鋼板

● 石付きガルバリウム鋼板など

壁材

● 外壁材

○ モルタル

○ サイディング

○ タイルレンガ

○ 石材

○ 木材

● 内壁材

○ 壁紙

○ 漆喰

○ 化粧板

○ タイル

床材

● フローリング

● コルク

● タイル

● フロアタイル

● カーペット

● 畳

● クッションフロア

● 石

建具

● 壁の開口部に取り付けられる扉や窓

使いやすさなど機能性が高く、自分の好みに合った建材を選びましょう。

収納

玄関やリビング、寝室など各空間に設置されている収納部分も気になるチェックポイントです。

収納は豊富でも、使いやすい場所になければ部屋が散乱しやすくなります。生活パターンをイメージしながら、収納の高さや奥行き、使い勝手が優れているか確認していくことが重要です。

住宅性能

耐震性や耐久性、断熱性など、住宅性能の確認もチェック項目の1つです。

基礎はどういう造りか、屋根裏や床下はどうなっているのかなど、目に見えない部分についても担当者に質問しておきましょう。

耐震等級や耐震構造についても、事前に確認しておくと良いでしょう。

イベント

総合住宅展示場の場合、モデルハウスの見学以外にもさまざまなイベントが開催されています。イベントを活用すると、より多くの情報を得ることが可能です。

住宅ローンや資金計画の無料相談会などは、専門家から直接アドバイスを受けられる貴重な機会です。気になっている人はぜひ足を運んでみましょう。

営業担当者の印象や相性

営業担当者の印象や相性なども、しっかりとチェックしましょう。質問した内容に対して親身に説明してくれるなど、信頼できるかどうかがポイントです。

相性が悪いとストレスを感じてしまうので、印象や受け答えの良さなどを見極めましょう。

モデルハウスの見学に関するよくある質問

ここでは、モデルハウスの見学に関するよくある質問を紹介します。

  • モデルハウスを見学するメリットは?
  • モデルハウスは見学だけでも問題ない?
  • モデルハウスは予約なしで見学できる?

疑問の解消にお役立てください。

モデルハウスを見学するメリットは?

モデルハウスを見学するメリットは、主に以下の通りです。

  • 実際の広さや雰囲気を体感できる
  • 設備や建材の質を確認できる
  • 最新の住宅トレンドを知れる
  • 建築会社の強みを理解しやすい

実際の家の広さや高さ、性能、最新設備などを見られるので、家を建てるときに具体的なイメージしやすくなります。

インテリアコーディネーターが選んだセンスのある内装やインテリアも参考になります。

モデルハウスは見学だけでも問題ない?

モデルハウスは見学だけでも問題ありません。すぐに家を建てるわけではないとしても、将来の家づくりの参考となります。

気になる点や不明な点は、遠慮せずにスタッフに質問しましょう。営業トークを避けたい場合は、初めに「見学だけが目的である」旨を伝えると良いでしょう。

見学後は、自分で検討するために資料をもらって持ち帰ることをおすすめします。

モデルハウスは予約なしで見学できる?

多くのモデルハウスは予約なしでも見学可能ですが、事前に予約をするほうが確実です。

予約をしておくと、待ち時間なくスムーズに見学が進められます。また、担当スタッフがしっかりと時間を確保して案内してくれるため、丁寧な説明を受けられます。

事前に予約しておけば経験豊富な担当者がついてくれる可能性が高くなり、丁寧な接客を受けられるでしょう。

予約特典を用意しているハウスメーカーもあります。

モデルハウス見学は聞くことを事前にリスト化しておこう

モデルハウスに出かけるメリットは、カタログやWebサイトだけではわからない情報を得られることです。

実際の内装や外装、設備などを見ることで家づくりをするときに具体的なイメージをつかめます。最新の住宅設備も体験できるので、気軽に見学してみてください。

岐阜で自然素材を活かした注文住宅を建てたい方は、ヤマカ木材にお問い合わせください。理想の家づくりについて親身にご相談に乗らせていただきます。

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