2023.06.30 お役立ち情報
一戸建てにおすすめの防犯対策10選!シーン別のセキュリティ対策を紹介
一戸建ての防犯対策として、何をすればよいか気になる人は少なくありません。家の防犯対策と一言でいっても、生活のさまざまなシーンに応じた対策が必要です。
この記事では、一戸建てが空き巣のターゲットになりやすい理由や、生活シーン別での防犯対策を解説します。
現在一戸建てを持っている人や、これから一戸建てを購入する人は、ぜひ参考にしてください。
【この記事でわかること】
● 一戸建てが空き巣に狙われやすい理由
● シーン別防犯対策
目次
そもそも一戸建ては空き巣に狙われやすい?
警察庁が公開している「住まいる防犯110番」によると、令和4年の「侵入窃盗発生場所別認知件数」は一戸建て住宅が最も多く、全体の33%でした。
このことからも、一戸建ては空き巣に狙われやすいといえます。
- 一戸建てが空き巣に狙われやすい理由
- マンションとの比較
ここからは、上記2点について順番に解説していきます。
一戸建てが空き巣に狙われやすい理由
一戸建てが空き巣に狙われやすい理由は、ドアや多くの窓が地面から低い位置に設置されていて侵入しやすいからです。
一戸建ては、周囲に隠れ場所となる木や茂みがあるため、犯罪者にとっては自分の存在を周囲から隠すことが容易になります。
さらに、一戸建ての家には出入り口が複数あるため、侵入や逃走のルートとして利用しやすいことも狙われやすい理由の1つです。
一戸建ての家は空き巣にとって魅力的なターゲットとなりえます。しかし、理解と適切な対策により、リスクを大幅に軽減することが可能です。
マンションとの比較
一戸建てとは違い、マンションはドアや窓が地面より高い位置にあり、窓の数も多くありません。
また、エントランスには住民しか入れないマンションも多いため、侵入経路は限られます。このことから、マンションと比較しても一戸建ては侵入しやすい住宅といえるでしょう。
【シーン別】一戸建ての敷地内への侵入を防ぐ防犯対策4選
一戸建ての敷地内に侵入させない対策として、以下の4つがあります。
- 忍び返しを設置する
- 防犯カメラを設置する
- 柵や塀を設置する
- 鍵付きの門扉を設置する
順番に見ていきましょう。
忍び返しを設置する
忍び返しを設置することで、一戸建ての敷地内への侵入を防げるでしょう。
忍び返しは、窓や戸口などの侵入経路に設置し、侵入者を遠ざける装置です。これらは金属製の棘やピンがついていて、侵入者が侵入しようとすると体を傷つける可能性があります。このため、侵入を躊躇させる効果が期待できます。
防犯カメラを設置する
一戸建ての敷地内への侵入を防ぐためには、防犯カメラを設置することもおすすめです。
防犯カメラは、敷地内の映像を監視し、不審者が侵入した際にはその映像の記録ができます。防犯カメラをつけていると、空き巣の抑制効果があるだけではなく、不審者が下見に来た場合を撮影でき、事前に周辺を警戒できます。
また、もし侵入があった場合には警察に有益な情報を提供できるでしょう。
柵や塀を設置する
一戸建ての敷地内への侵入を防ぐためには、柵や塀を設置しましょう。
忍び返しは有効な空き巣対策ですが、シンプルな柵や塀であっても、十分な抑制効果があります。侵入者が柵や塀を乗り越える必要があると、侵入するのに時間がかかるため、侵入を躊躇させられます。
ただし、塀を設置した場合、一度侵入されてしまうと道路側から不審者が見えにくくなるため、注意が必要です。
鍵付きの門扉を設置する
鍵付きの門扉を設置すると、一戸建ての敷地内への侵入を防ぐことにつながるでしょう。
敷地の出入口に鍵付きの門扉を設置することで、無理やり侵入することが難しくなります。門扉に鍵をかけておけば、侵入者が開けるためには時間と労力が必要となります。
小さな工夫でも十分な空き巣対策となるでしょう。
【シーン別】一戸建ての室内への侵入を防ぐ防犯対策3選
空き巣が敷地内に侵入することを防ぐことが最善ですが、敷地内に入られた場合には室内への侵入を防止する必要があります。
この章では一戸建ての室内に不審者を侵入させないための対策を解説します。
- ディンプルキーや補助鍵を導入する
- 防犯砂利やセンサーライトを設置する
- セキュリティステッカーを貼る
順番に見ていきましょう。
ディンプルキーや補助鍵を導入する
玄関ドアの鍵を複製できないディンプルキーに変更するか、補助鍵をドアの横に設置することは、室内への侵入を防ぐ有効な手立てといえます。
ディンプルキーは、鍵穴に凹凸がある特殊な形状の鍵で、一般的な平面の鍵に比べて、ピッキング(鍵を開ける技術)を防ぐ効果があります。また、補助鍵も併せて使用することで、主要な鍵が開錠されてしまった場合に備えられるでしょう。
このように、普段の戸締りをより強固な方法に変更することで、日常生活を変えることなく対策できます。
防犯砂利やセンサーライトを設置する
室内への侵入を防ぐためには、防犯砂利やセンサーライトの設置も検討しましょう。
防犯砂利とは、踏むと音がなる砂利のことです。家の横や庭、駐車場部分に防犯砂利を敷くことで、死角からの侵入があっても音で気づける可能性が高まります。
また、防犯砂利が敷いてあることで侵入を諦めるケースもあるでしょう。
動きや熱源を感知して作動するセンサーライトは、防犯上有効なだけではなく、夜間の帰宅時に足元が明るくなるなどのメリットもあります。
セキュリティステッカーを貼る
「空き巣対策中」や「防犯カメラ設置中」というセキュリティステッカーを玄関ドアに貼ることで、防犯意識が高い家であることをアピールできます。
実際に防犯設備が整っていない場合でも、一定の抑止力を期待できます。
防犯カメラや防犯砂利、センサーライトなどを導入する場合には、合わせてセキュリティステッカーも貼っておくと良いでしょう。
【シーン別】一戸建てに侵入された際に被害を抑える防犯対策3選
この章では、室内に侵入された場合に被害を抑えるには、どのような防犯対策が有効なのか詳しく解説します。
- ホームセキュリティに加入する
- 護身用の道具を常備しておく
- 見つかりにくい場所に貴重品を隠す
順番に見ていきましょう。
ホームセキュリティに加入する
ホームセキュリティに加入すると、室内へ侵入されたときにセキュリティ会社や警察に自動で連絡してくれます。
また、ホームセキュリティは、不審者の侵入検知だけでなく、火災検知や緊急車両の手配などのトラブル発生時の対応も全てサポートしてくれます。
そのため、緊急時に対処できる自信がない人や、自分で直接対処するリスクを避けてプロに任せたい人は、ホームセキュリティがおすすめです。
護身用の道具を常備しておく
室内に侵入されたときに備えて、自己防衛のために護身用の道具を準備しておくこともおすすめです。
ただし、護身用の道具は銃刀法に違反しないものを選びましょう。また、侵入者が道具を使用できないよう、わかりにくい場所に置いておくことが重要です。
見つかりにくい場所に貴重品を隠す
侵入者に貴重品を盗まれるリスクを抑えるために、見つかりにくい場所に貴重品を隠すことも考えましょう。侵入者は金品の盗難が目当てであることが多くあります。
また、侵入者はすぐに持ち逃げできるものを探します。そのため、貴重品を盗まれないためには、金庫や見つかりにくい場所に貴重品を保管しておくことがポイントです。
一戸建ての防犯対策に関するよくある質問
一戸建ての防犯対策に関するよくある質問として、以下の3つが挙げられます。
- 空き巣が嫌がる一軒家の特徴は?
- 空き巣はタバコをマーキングに使うって本当?
- 一戸建ての防犯対策におすすめのグッズは?
順番に回答します。
空き巣が嫌がる一軒家の特徴は?
忍び返しがある柵や防犯砂利、防犯カメラが設置されている家は、防犯対策が十分な家だと一目でわかるため、空き巣は嫌がるでしょう。
また、設備投資をしなくとも、番犬がいるだけで空き巣が諦める可能性を高くできるでしょう。
空き巣はタバコをマーキングに使うって本当?
電気メーターや塀にタバコを使ってマーキングする空き巣はいます。ただし、全ての空き巣がタバコの吸い殻をマーキングに使うわけではありません。
周辺に見慣れないものや異常を感じる場合は、念のために警察に連絡するなどの対応をするとよいでしょう。
一戸建ての防犯対策におすすめのグッズは?
前述した忍び返しや防犯砂利、防犯カメラなどはおすすめです。また、防犯フィルムや警報アラームなども活用することで、防犯対策によりつながるでしょう。
一戸建ては防犯対策を万全にして不安を解消しよう
購入した一戸建てが空き巣被害に遭わないためにも、防犯対策は万全にしておく必要があります。
特に、空き巣や侵入者を遠ざけるためには、見かけ上の防犯対策だけでなく、実際に機能する防犯対策を行うことが大切です。忍び返しや防犯カメラの設置、防犯砂利やセンサーライトの利用、そしてホームセキュリティへの加入など、具体的な対策を実践しましょう。
ヤマカ木材では、過去に発生した空き巣被害を実例とし、最新の防犯対策をアドバイスしています。防犯性の高い一戸建てに住みたい人は、ヤマカ木材にお問い合わせください。
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