コラム

2020.05.26 お役立ち情報

リビングにキッズスペースをつくるポイントは?


リビングにキッズスペースをつくるポイントは?

最近、リビングにキッズスペースを設ける子育て世帯が増えつつあるようです。

友人の家を訪問した際などにリビングのキッズスペースを見て「良さそうだけど、家を買い換える余裕はないし…」と考えた経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

でも、今住んでいる家のリビングを有効活用することで、キッズスペースをつくれる可能性は十分にあります。

そこでこの記事では、リビングにキッズスペースをつくるメリットを踏まえ、うまくキッズスペースをつくるためのさまざまなコツを紹介していきます。

リビングにキッズスペースをつくるメリット

「リビングにもダイニングにも子供のおもちゃが散乱している。片付けようね、といっても効果なし…」
「家事をしている間、子どもを他の部屋で遊ばせておくと、何か会った時にすぐ対処できなくて不安…」
「小学生の子どもは自分の部屋にいるとマンガやゲームばかり…勉強をさせてもすぐに飽きてしまう」

子育てをするうえで、このような悩みを抱えていたら、それはリビングにキッズスペースを作る良いタイミングかもしれません。

特に子ども部屋がないご家庭の場合には、子どもたちがどこに自分のモノを置いて良いのかわかっていないケースが少なくありません。
そこで、キッズスペースをつくって、おもちゃや絵本の収納を用意しておけば、その場所が「自分のためのスペース」であることを認識して徐々に片付けができるようになっていくはずです。

また、キッズスペースがリビングにあることで、家事をしながらでも子どもを見ることができるようになります。特に、未就学児など小さな子どもがいる場合は、常に目を配れる場所に置いておけると安心につながるでしょう。

小学生高学年あたりからは、自分の部屋に閉じこもってしまうと、好きなマンガやゲームにいつまでも没頭してしまうことが少なくありません。その都度、部屋に足を運んで子どもを叱るのにストレスを抱えてしまう、というケースもありがちです。
その点、リビングにキッズスペースをつくれば、宿題などもそこで取り組ませられます。子どもの集中力も高められるでしょう。

キッズスペースをつくるためには「たまり感」が重要!

ここからは、実際にキッズスペースをつくるコツについて紹介していきます。

家の中に新たなスペースをつくろうとすると、リフォームのような想像をしてしまうかもしれませんが、実際には模様替え感覚で行うことができます。

重要なのは、子どもから見て「このスペースは自分たちの場所なんだな」と思えること。そのためには、わかりやすくほかのスペースと区別することがポイントです。もっとも簡単な方法としては、子どもたちの好きな柄のラグやマットを敷いてみましょう。特に、柔らかく触り心地の良いものを選べば、子どもたちは自然と長時間その上にいるようになります。

さらに明確にほかのスペースと区別したい場合には、間仕切りを設けてあげると「たまり感」が出て居心地が良くなります。といっても、そのためにパーテーションなどを購入する必要はありません。
たとえば、おもちゃや絵本などを収納できるシェルフユニットなど、家具を仕切りとして活用すれば、使い勝手を向上しつつ「たまり感」を出すこともできます。

キッズスペースにおもちゃが散乱…。解消のコツは「ルールづくり」

「キッズスペースをつくって、たしかに子どもはそこで遊ぶようになったけれど、やっぱりおもちゃが片付かない。リビングにある分、気になって仕方がない…」

実際にリビングにキッズスペースを作った場合、このような思いをしている方もいらっしゃるかもしれません。収納を併設したとしても、子どもがおもちゃを素直にそこに入れるとは限りません。

そこで、大事なのはルールを作ること。文字が読める年齢であれば「でんしゃ」「くるま」「ブロック」といったような形で、子供に見えやすい場所にインデックスを貼ってあげると良いでしょう。そして、初めのうちは子どもだけで片付けさせるのではなく、親が手伝ってルールを教えてあげましょう。

文字が読めない年齢の場合には、収納に目立つ色を貼ったうえで「電車は青の場所」「車は赤の場所」といったように色で収納を意識させてみましょう。

リビングを狭く感じさせないために「目線」を意識

これからリビングにキッズスペースをつくろうと考えている場合、「リビングが狭くなってしまうのでは?」というような家族の反対にあってしまうかもしれません。

もちろん、キッズスペースをつくった分、ほかのスペースが犠牲になってしまうことは避けられないでしょう。それでも、空間を狭く見せないような工夫をすることで解消できるケースも少なくありません。

具体的には、「大人の視線」を意識して収納などをレイアウトしていくことが重要です。たとえば、同じ収納でも背の低いものと高いものでは、人に与える印象は大きく異なります。このうち、大人の目線に入ってくるような高い収納が設置する場合には圧迫感を感じやすく、部屋全体が狭く見えてしまいがちなので、注意が必要です。

そのため、キッズスペースに設置する収納は大人の目線に入ってこないような低いものを選ぶのが良いでしょう。さらに、家具の高さを揃えることができれば、散らかった部屋という印象を避けることができます。

そして、収納を選ぶ際は背板のないものにすることで、背板のあるものと比べてより広さを感じられるようになります。これは、背板がないことで「抜け感」が生まれるためです。

また、キッズスペースをつくるにあたり、空いている窓まわりのスペースを使ってしまう方も少なくありません。しかし、窓の周辺にモノを置いてしまうと外からの光が遮断されてしまい、広さを感じにくくなってしまいます。そのため、キッズスペースをつくる場合には窓をふさがないようなレイアウトを心がけてみてください。

なお、こうしたテクニックはキッズスペースに限らず活用できるので、リビングが狭く感じている場合には試してみてください。

まだまだある、リビングにキッズスペースをつくるためのポイント

キッズスペースを作ってもリビングを広く見せるためのテクニックとして、色数を抑えるという方法もあります。
こうすることで、部屋全体に統一感が生まれ、見る人にすっきりとした印象を与えるためです。可能であれば、三色以内に抑えると効果的です。

選ぶ色味は、青や白などの「寒色系」がおすすめです。寒色系の色には、モノが実際よりも遠くに感じられるため、「後退色」とも呼ばれています。キッズスペースに設置する家具などを買う際には、こうした色の効果を押さえて選ぶと良いでしょう。

また、キッズスペースの収納はできるだけ使い回しの効くものがおすすめです。子どもの興味は成長につれて大きく変化していきます。そのため、その時々で好きなおもちゃ「専用」の収納を購入してしまうと、興味が変わるたびに買い換えることになってしまいます。カラーボックスなど、汎用性のある収納家具を選びましょう。

まとめ

このように、リビングにキッズスペースを作るポイントはたくさんあります。
でも、いきなりすべてにチャレンジしようとすると、お金も時間もかかってしまいます。「これならできそうだな」というものから、楽しみつつトライしてみてください。

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