2023.06.30 お役立ち情報
二人暮らしの電気代の平均額はいくら?光熱費が高い原因や節約するコツも
二人暮らしの電気代とガス代の平均額がいくらか気になる人も少なくありません。光熱費が、地域や季節によってどのように変化するかはあらかじめ知っておくべきでしょう。
この記事では各エリアの電気代とガス代の月々の平均額と、それぞれの費用を下げるコツを解説します。
これから二人暮らしを始める人、または既に始めていて電気代が高いと感じている人には、ぜひ参考にしてください。
【この記事でわかること】
● 二人暮らしの電気代・ガス代の平均額
● 電気代とガス代が高くなる原因
● 電気代とガス代を下げるコツ
目次
二人暮らしの電気代・ガス代の平均額は18,197円
二人暮らしでかかる電気代とガス代は地域や季節によって変わるため、分けて詳しく解説します。
- 【地域別】電気代とガス代の平均額
- 【季節別】電気代とガス代の平均額
順番に見ていきましょう。
【地域別】電気代とガス代の平均額
岐阜市・関東・全国平均の光熱費を比較したところ、次のようになりました。
世帯人数 | 岐阜市 | 関東 | 全国平均 |
一人暮らし | 11,353円 | 10,206円 | 10,139円 |
二人暮らし | 18,197円 | 16,224円 | 16,207円 |
三人暮らし | 21,021円 | 18,710円 | 18,712円 |
四人暮らし | 21,804円 | 19,303円 | 19,375円 |
※参考:家計調査 2022年(令和4年)平均 (2023年2月7日公表)|総務省統計局
このように、岐阜県は関東や全国平均に比べて全体的に高くなっていることがわかります。
また、一人暮らしから二人暮らしへと、世帯人数が倍になったからといって光熱費が倍になるわけではないことも確認できました。
【季節別】電気代とガス代の平均額
季節別の光熱費は、次のようになります。
季節 | 岐阜市 | 関東 | 全国平均 |
春(3~5月平均) | 17,860円 | 17,925円 | 17,370円 |
夏(6~8月平均) | 14,372円 | 12,660円 | 12,517円 |
秋(9~11月平均) | 16,960円 | 13,994円 | 13,703円 |
冬(12~2月平均) | 19,952円 | 16,846円 | 16,836円 |
※参考:家計調査 2022年(令和4年)平均 (2023年2月7日公表)|総務省統計局
季節別では、冬の電気代と光熱費が各エリアで最も高く、岐阜市では夏と5,000円以上の差があります。
また、冬の費用差において岐阜市と全国平均では3,000円以上の開きがあるため、岐阜市では冬の電気代と光熱費に気をつける必要があるといえます。
二人暮らしの電気代・ガス代が高い理由
前述したデータによると、世帯人数の増加と電気代・ガス代の増額は一人暮らしから二人暮らしへの変化が最も大きくなっています。
そのため、二人暮らしの電気代・ガス代は他の世帯人数よりも相対的に高いといえるでしょう。この章では、その理由を詳しく解説します。
- 季節・天候によるもの
- ライフスタイルによるもの
- 電力会社の基本料金によるもの
上記三点に関して、順番に解説していきます。
季節・天候によるもの
二人暮らしでは特に、季節や天候によって光熱費が大きく変動します。暖房や冷房などは、二人暮らしの場合利用時間が増えるため、夏や冬に費用が高くなりがちです。
また、二人暮らしでは、シャワーやバスの使用時間も長くなるため、冬は光熱費が高くなります。
ライフスタイルによるもの
二人暮らしでそれぞれのライフスタイルが異なる場合、光熱費が高くなるでしょう。なぜなら、帰宅時間やお風呂に入る時間などがバラバラになってしまうからです。
例えば夜勤と日勤を繰り返す仕事に二人とも従事している場合、タイミング次第では部屋の中に必ず誰かがいる状態になってしまうでしょう。
そのため二人暮らしの光熱費は他の世帯人数よりも高くなります。
電力会社の基本料金によるもの
電力会社の基本料金が高いために、電気代が高くなっていることも考えられます。
二人暮らしでは一人暮らしよりも多くの電気を使うため、一般的に電気の契約アンペア数を上げることが少なくありません。契約アンペア数が上がると基本料金も上がり、全体の電気代が増えます。
また、電力改定により、知らない間に基本料金が高くなっていることもあるため確認が必要です。
二人暮らしの電気代を節約するコツ
この章では、二人暮らしの電気代を節約する方法を解説します。
- 家電を買い替える
- 使用しない電化製品のプラグは抜いておく
- 電化製品の使い方を見直す
- 家族が同じ部屋で過ごす時間を増やす
- 電力会社や料金プランを見直す
上記5点について、順番に見ていきましょう。
家電を買い替える
長年使っている家電は消費電力が高い可能性があるため、消費電力の小さいエコ家電に買い替えることがおすすめです。
環境省によると、電子レンジや炊飯器、ドライヤーの消費電力は他の家電に比べて大きいとされています。
そのため、これらの家電が古い場合は、買い替えなどで消費電力を抑えることが重要です。
※参考:省エネ家電って何? 子どもと一緒に「消費電力」を調べてみよう|環境省
使用しない電化製品のプラグは抜いておく
使用しない電化製品のプラグは抜いておくことも、節約につながります。
家電は使用していない状態でも待機電力を消費しており、ガス温水器やテレビ、エアコンが待機電力全体の4割近くを占めています。
このことからも、テレビやエアコンなどを使用していない間はプラグを抜き、待機電力をゼロにすることが重要です。
※参考:省エネワンポイントレッスン・待機時消費電力について|関東電気保安協会
電化製品の使い方を見直す
電気代を節約するためには、電化製品の使い方を見直しましょう。
冷蔵庫やエアコンには「エコモード」があるため、ボタン一つで切り替えられ、電力消費を抑えられます。
そのため、家電の取扱説明書を確認し、エコモードがある家電であれば、すぐに切り替えましょう。
家族が同じ部屋で過ごす時間を増やす
照明やエアコンなどの家電を使っていない時間を増やすために、なるべく同じ時間と部屋で家族が過ごす工夫をしましょう。
そうすることで、電力が高い時間帯の電力消費を減らせます。
電力会社や料金プランを見直す
電力会社の基本料金が高いと感じた場合には、電力会社の見直しを検討する必要があります。
また、同じ電力会社であっても、ライフスタイルにあっている電力プランに変更するだけで、大きく節約できるでしょう。
二人暮らしのガス代を節約するコツ
この章では二人暮らしをする上で、光熱費を節約する方法を解説します。
- オール電化に変更する
- 電気代・ガス代のセットプランに変更する
- ガス会社を見直す
オール電化に変更する
ガス代が高いと感じる場合には、オール電化に変更する方法もあります。オール電化に変更することで、電気代は高くなってしまいますが、ガス代をゼロにすることが可能です。
そのため、電気代を抑える節約に集中できるメリットがあります。
電気代・ガス代のセットプランに変更する
ガス会社によっては、電気とガスに同時加入することで費用を削減できるセットプランがあります。現在加入しているガス会社がこのプランを取り扱っている場合には、検討しましょう。
オール電化への変更とは異なり大掛かりな工事は必要なく、インターネットで申込をするだけでプラン変更できます。
ガス会社を見直す
ガスの基本料金は会社によって異なるため、ガス代が高いと感じた場合には複数のガス会社に見積を依頼しましょう。
そうすることで、前述したセットプランを踏まえて最適な料金プランを選択できます。
二人暮らしの電気代に関するよくある質問
この章では、二人暮らしの電気代に関するよくある質問を紹介します。
- 共働きで二人暮らしの光熱費はいくら?
- 二人暮らしの光熱費はプロパンガスと都市ガスで異なる?
- あまり使っていないのに電気代が高い原因は?
順番に回答します。
共働きで二人暮らしの光熱費はいくら?
総務省統計局のデータによると、二人暮らしの共働きでは光熱費の平均は約2万円です。
ただし、エネルギー価格の高騰に伴う電気料金の値上げにより、光熱費が大きくなる可能性が高いといえます。
※参考:家計調査 2022年(令和4年)平均(2023年2月7日公表)|総務省統計局
二人暮らしの光熱費はプロパンガスと都市ガスで異なる?
プロパンガスは都市ガスより高い傾向にあります。プロパンガスは各家庭に配達するため、配送費や人件費の原価が大きくなります。
プロパンガスの価格は都市ガスの1.8〜2倍にもなるという調査結果もあります。
あまり使っていないのに電気代が高い原因は?
あまり使っていないのに電気代が高い原因は、待機電力が考えられます。
家電をプラグに差したままにしておくと、待機電力を消費します。そのため、使用していない家電は積極的にプラグを抜きましょう。
また、電力会社の基本料金が高くなっている可能性もあります。
日頃の工夫で二人暮らしの電気代を節約しよう
二人暮らしで電気代やガス代が高いと感じた場合には、ライフスタイルを合わせたり待機電力を減らしたりするなどの工夫が必要です。
ヤマカ木材では、家づくりのプランだけでなく、新生活をスタートしたあとの電気代やガス代の節約方法など、資金計画についても相談を承ります。
家づくりを検討していて資金計画に不安がある人は、ぜひヤマカ木材にお問い合わせください。
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